レトロゲームをするために Raspberry Pi というシングルボード・コンピュータを買ってみた。
Linux という名前を知っていて、なおかつ Raspberry Pi に興味があり、オマケにファミコン世代ならば、反応してしまうのが RetroPie という存在。
RetroPie を語る前に、
大ヒットを記録し、品薄が続いた「ニンテンドークラシックミニ 」は、まだ記憶に新しいと思う。

僕も欲しくて、ムラムラしていたタイプなのだけれども、このニンテンドークラシックミニがハートに火をつけた。
まずは▼以下のWikipedeiaの仕様▼を確認してほしい。
それから▼以下の記事▼も。
- 4Game.net: 「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」分解レポート。中身はミニファミコンとほぼ同じ⁉︎https://www.4gamer.net/games/999/G999902/20171004102/
特筆すべき点は、プロセッサについて。
ニンテンドークラシックミニのプロセッサは Allwinner Technology 製 SoC (System-on-a-Chip) チップ ARM Quad-core Cortex-A7 が使われているのだ。
ARM プロセッサと聞いてピンときたアナタは、もう仲間。
Raspberry Pi というシングルボード・コンピュータをご存知だろうか?

知らない人のためにザックリ説明すると、イギリスのラズベリーパイ財団によって開発されているARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピューター。
日本では略称としてラズパイとも呼ばれる。
Raspberry Pi に使われているプロセッサも ARM で Raspberry Pi 2 Model B では、Broadcom 製 ARM Cortex-A7 (BCM2836) とニンテンドークラシックミニと同等のプロセッサが使われていた。
ちなみに現行の Raspberry Pi 3 Model B+ では ARM Cortex-A53 (BCM2837B0)
つまり何が言いたいかというと、Raspberry Pi を使ってニンテンドークラシックミニ(もどき)が再現できるということなのだ。
RetroPie との出逢い。
はじめはお金をかけず、単に Linux で fceux や Nestorian などのエミュレータを使うつもりをしていた。
インターネットでエミュレーターの情報を集めているうちに “ RetroPie “ という文字をよく目にするようになった。

この RetroPie をよくよく調べていくと、Debian 系 Linux をベースとした、シングルボード・コンピュータ用(Ubuntu 系の Linux にも使える)ゲームエミュレーション OS ということを知った。
あら。
お金をかけないつもりだったけれども、もうこうなると Raspberry Pi を買わなきゃいけない衝動に駆られてしかたなくなってしまった。