4月14日に発売されたファミコンソフトは次の6タイトル。
謎の村雨城 
- 発売日:1986年4月14日
- メディア:ディスク
- メーカー:任天堂
- 価格:2,600円
江戸時代を舞台に主人公の鷹丸を操作し、全9ステージを戦うアクションゲーム。武器は刀と飛び道具で、敵の種類により自動的に切り替わって攻撃する。忍術も使うことができる。四方八方から攻撃してくる忍者や個性的なボスは手強く、難易度は高い。ゼルダの伝説より遅れて発表されたが、知名度の割にはマイナー感があった。
魔界島 七つの島大冒険
- 発売日:1987年4月14日
- メディア:ROMカートリッジ
- メーカー:カプコン
- 価格:4,980円
アーケードの「ひげ丸」をベースにしたトップビューのアクションゲーム。7つの島を舞台に、樽や石を投げて敵を倒し、島の謎を解いて行く。島々を移動する手段は船。どの島も特徴豊かで、BGMによる雰囲気づくりも秀逸。謎解きは単純ではなく、本当のボスを倒すためにもう一度島へ戻ることもある。カプコンの隠れた名作。
森田将棋
- 発売日:1987年4月14日
- メディア:ROMカートリッジ
- メーカー:セタ
- 価格:5,500円
将棋ソフトプログラマーの先駆者だった森田和郎が開発。初級者から上級者まで遊べる、自分の手が研究できる再現モードを搭載。当時、対局結果を将棋連盟に送ると、級を認定してくれた。COM戦の待ち時間は長め。
囲碁 九路盤対局 
- 発売日:1987年4月14日
- メディア:ディスク
- メーカー:BPS
- 価格:3,500円
ファミコン初の囲碁ソフト。十九路がファミコンの能力では難しいため、九路盤を採用。初心者向けのレッスンやビギナーズモードがある。石を盤に置くときに忍者が出てくる演出もある。後にROMカートリッジ版でも発売された。
ファミコングランプリⅡ 3Dホットラリー 
- 発売日:1988年4月14日
- メディア:ディスク
- メーカー:任天堂
- 価格:3,500円
ディスクファックスを通して行われたファミコン大会の指定ソフト。イベント用コースでベストタイムを競う。ホットダッシュを使うと、超高速でスリップせずに15秒だけ走れる。3Dシステムにも対応していた。
ドラゴンスピリット 新たなる伝説
- 発売日:1989年4月14日
- メディア:ROMカートリッジ
- メーカー:ナムコ
- 価格:5,200円
ドラゴンを操作する縦スクロール型シューティングゲーム。シナリオにファンタジー要素を取り入れ、従来にないシューティングとして人気があった。最初にラスボスと戦い、実力に応じて難易度が確定する。初心者向けのゴールドモードと、通常のブルードラゴンモードがある。装備は首が最大で3つになり攻撃力がアップする。