もしもあなたがファミコン世代の方でしたら聞きたいのですが、持っていたファミコンのボタンって「●」でしたか?それとも「■」でしたか?
というのも僕が友達の家ではじめて遊んだファミコンのコントローラーは、四角いゴムのボタンだった気がしたのです。
でも僕が買ってもらったときは丸いプラスチック。
「あれ?気のせいだったのかな?」とずっと思っていましたが、ファミコンの初期モデルは四角いゴムボタンだったことを後になって知りました。
四角いゴムボタンは評判が悪くてすぐに変更されたらしいのですが、無いと言われると欲しくなるのがヒトの性。
今はプレミアが付いているようですね。
当時のものもよいですが、最新の技術で復活させたものもよいです!
ということで引き続きレトロフリークのレビューです。
いよいよゲームして見ました!
いざプレイ!

電源を入れたレトロフリークの画面。

何だかこれだけで理由もなくワクワクするのはなぜでしょう?

しっかりケアしたカートリッジを差し込むとインストール確認画面が表示されます。
レトロフリークを買う前からゲームをインストールすることができるのを知っていましたが「どうやってインストールするんだ?」と気になっていましたが、こういうコトでした。
ちなみにゲームのインストールは、microSDが接続されている状態でないとできないのであらかじめ用意しておきましょう。

※ちなみにこのmicroSDのコトについても後から少し触れます。
インストールは「あっ」という間。
データサイズが小さいですからね。
ゲームをインストールするとゲームのスクリーンショットや発売日、メーカーが表示されるのはデータベースとしても役立つ。

画面の真ん中にある「ゲームをはじめる」ボタンを押すといよいよゲーム開始。

画面表示はもともとの解像度を再現しているため両端が欠けます。
当たり前といえば当たり前なのですが、これに不満をこぼすユーザーもいるようです。
ちょっと何言ってるかわかりません。
アスペクト比も設定で変えられるのに。

ちなみにレトロフリークの機能に「スクリーンショットの撮影」といものもあります。
これはプレイ中の画面を撮影することができ、画像はJPEGかPNGで保存されます。
ちなみに解像度は 240 x 224 。

わかるヒトはわかると思いますが、ファミコンの出力解像度256×240のおよそ94%サイズ。
ほぼ同等の解像度です。
出力設定とか。
とにかく自分好みにできるよう、画面への出力設定や音声の出力設定などいろいろあります。

画面出力ではいろいろなエフェクトを用意されているようでしたが、僕の場合はエフェクトなしでスキャンラインをONがいちばん好きです。
ありがたいクイックセーブ。
あなたはゲームの途中で「宿題しなさい!」とか「ご飯だよ!」とか言われて、泣く泣くゲームをヤメたことありませんか?
少なくとも僕にはありました。
その時にこの機能があったらどんなに良かっただろうと思ったのが「クイックセーブ」機能。

セーブ機能のないゲームもセーブできます。
しかもクイックセーブ用のスロットは0〜99まで用意されているので、進行状況に応じてスロットを変えるとかもできます。
例えていえば「ドラクエI」も「ふっかつのじゅもん」を使わなくても「ドラクエⅢ」みたいにセーブできるのです!
「ドラクエⅡ」の長すぎる「ふっかつのじゅもん」で最初からやりなおすハメになったプレイヤーは全国にどれくらいいただろう?
そんな悪夢もこの機能なら克服できる!
ありがたすぎる!
もちろんセーブ機能のあるゲームは、昔の通りのセーブも可能。
攻略のしかたが変わるな!
もうご飯に呼ばれても大丈夫だ!
コントローラーやっぱりしょぼいかも。
はじめはそこまで気にならなかったコントローラーも、微妙な操作を必要とする場面ではちょっと疑問。

最近のプレステとかの操作性が良すぎるからかもしれないが、十字キーの感覚に好みが別れると思います。
操作の途中でかすかな「引っかかり」みたいな感触があり、それでミスをしてしまうこともありました。
(あくまでもコントローラーによるミスです)
調子よく進んでいて、これでミスした時には若干キレました。
(あくまでもコントローラーによるミスです)
基本USB接続のレトロフリークなので、何か他のコントローラーも試してみようかな?
熱暴走とかは?
「本体がすごく熱くなって、熱暴走でゲームがすぐ落ちる!」
とかいう人もいるようでしたが、ロットの違いなのか、バージョンの違いなのか僕のはぜんぜん大丈夫でした。

休日にうっかり5時間くらいぶっ続けでプレイしていても、まったく問題がありません。
アタリハズレもあるのかな?
microSDの話。
ゲームのインストールの時に触れたmicroSDについてです。
インストールがあっという間なのもムリはありません。
1984年ごろまでに発売された初期のゲームは24KB(192kb)程度の容量がほとんど。
最大容量でも1MB(8Mb)とすると、32GBのSDカードを使おうものならかなりの数のゲームがインストールできる。
32GB=32,768MBなので最大容量のファミコンソフトが32,768本インストールすることができる。
ちなみにスーパーファミコンだと最大 6MB(48Mb)なので、およそ5,461本のゲームがインストールできる。
組み合わせもあるが、ファミコンのタイトル数は1,053タイトル(ROMカートリッジのみ)、スーパーファミコンのタイトル数は1,447タイトル。
合わせて2,500タイトル。
この2,500タイトルすべて最大容量のROMカートリッジだとして9,735MB。
ギガに換算しておよそ9.5GBで足りてしまう。
…余裕すぎる。
なのでもしもレトロフリークを買って、さらに microSD を買う場合の参考にしてみると余計な出費を抑えられるかもしれません。
まとめ。
昔のゲームの方が、理不尽だったりムリがあったりするけど燃える。熱くなる。
※本体の話じゃなくね。
今のゲームも映像も綺麗だし音楽もスゴイけど、なんか飽きちゃう。
例えて言うなら、昔のゲームがいつも家で食べてる家庭料理風、今のゲームはたまに食べに行く高級レストラン風かな?
荒削りの方がよかったりするのかも。
「懐かしさ」っていうスパイスも効いてるしね。
なんだかんだで話も盛り上がるし、久しぶりに熱くもなれる。
次の休みには、小学生の時みたいにおかし食べながらゲームしよう!
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