連射ゲームの生みの親「スターフォース」

スターフォース

ファミコン版スターフォース

ファミコン版スターフォース

  • メーカー:ハドソン
  • 発売日:1985年6月25日
  • 価 格:4,900円

「今こそやるべき‼︎本当に面白いファミコン神ゲー BEST 100」で第28位にもランクインしているシューティングゲーム(以降STG)。


スターフォースとは?

もともとアーケード用ゲームとしてテーカン(後のテクモ、現コーエーテクモゲームス)が販売していたSTG。

ファミコン版は1985年にハドソンが移植し、第一回全国キャラバンの公式ソフトとなっていた元祖「連射」ゲーム。

スターフォース
ゲームの開始は緊張感がある。

静かなゲームの開始は、嵐の前の静けさといった緊張感がある。

この全国キャラバンにより「ハドソン」「高橋名人」の知名度が一気にあがった。

この名前を聞いて心踊らないおっさんはいないだろう。(多分)

当時小学生だった僕も高橋名人に憧れ、キャラバンに参加したくてしたくて、両親に怒られながらたくさん練習したもんです。

とにかく撃ちまくれ!

本作は地上の施設と空中の敵を、同じショットで倒せる。

ここらへんは初期のゲームらしいところだが、このシンプルさのおかげでひたすら撃墜していく爽快感を味わえる。

スターフォース
連射ゲーム生みの親とも言えるスターフォース。夏の「キャラバン」は誰しもが熱くなった。

連射ゲーム生みの親とも言えるスターフォース。

とにかく連射できる奴がエラかった時代。

攻撃パターンの異なる敵キャラが次々と襲ってくるが、自機の当たり判定が甘めなので大体は連射で乗り切れる。

ただし、トリッキーな動きの敵キャラも少なくないのでパターンを覚えるまで苦戦することもある。

高得点を狙え!

STGの魅力は何と言っても高得点ボーナス。

当時小学生だったこのスターフォースで高得点ボーナスという魅力を知りました。

スターフォース
ステージの終わりに撃破したボーナスターゲットがカウントされる。

ボーナスターゲットを撃破していくとステージをクリアした時にボーナスが加算される。

スターフォース
合体要塞「ラリオス」は合体前に撃破すると5万点のボーナスが入る。

「ラリオス」を合体前に撃破すると5万点ボーナス、ジムダ・ステギという場所で片側のジムダを連続10個撃破すると8万点ボーナス、他にも隠れキャラなどでスコアを上げていくのが楽しい。

シンプルながら数々の隠れボーナスと爽快なプレイ感が人気だった縦スクロールのシューティングゲーム。

ボスは意外と…。

今プレイしてみると、ボスキャラの歯ごたえがない。

スターフォース
ボスキャラ出現のメッセージが表示される。

ステージの終わりにボスキャラ出現のメッセージ「 Attack Alpha Target 」が表示される。

まぁ、メッセージが「 Attack Alpha Target 」となっているので、ボスキャラというよりはただのターゲット(的)なのかな?

であれば歯ごたえがないのもうなづける。

スターフォース
ステージにごとにターゲットのアルファベットが異なる。

左右の砲台からの攻撃に注意し、連射してターゲットを追いかければわりとすぐに倒せてしまう。

ここで思い出したのだが、スターフォースは「ステージ1」「ステージ2」という表現ではなく「エリア(AR)A」「エリアB」という表現だった。

なのでステージの最後に出現するターゲットには、そのエリアのアルファベットが記されている。

ちなみにエリアは画面左上に「AR ◯」と表示されているのがそれ。

久しぶりにプレイして。

敵機の攻撃や動作などはスピードが遅く難易度はそれほど高くないため、レトロゲームというかシューティングゲームの肩慣らしにちょうど良いかもしれません。

あちこちに隠されたボーナスパネルや、100万点ボーナスの隠れキャラ「クレオパトラ(ゴーデスと呼ばれていた気もするが、実はゲームの舞台である浮遊大陸の名前がゴーデスだった)」を昔の記憶を頼りに探し出すのもおもしろかった。

スターフォース
とにかく撃墜する爽快感がたまらない。

STG自体はシンプルなゲームなので、ステージが進むごとに敵の攻撃パターンにもなれ、若干飽きてくるかもね。

でもRPGのように数日もかけてクリアするゲームではないので、短時間で楽しめるのが何よりの魅力。

STGは暇つぶしにはもってこいだよ!



「スターフォース」はサイバーガジェットの「レトロフリーク」を使ってプレイしました。

次はアナタもいっしょに遊んで見ませんか?

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