6月21日に発売されたファミコンソフトは次の4タイトル。
ファミリーベーシック
- 発売日:1984年6月21日
- メディア:ROMカートリッジ
- メーカー:任天堂
- 価格:14,800円
専用キーボードから、BASIC言語を使った簡単なプログラムを打ち込むことでゲームが作れる。あらかじめ、メッセージボードや計算機、占い、音楽演奏なども用意されている。ROMカートリッジには電池2本を使用したバックアップ機能が搭載され2KBまで保存できる。任天堂とハドソン、シャープの3社で開発された。
スパルタンX
- 発売日:1985年6月21日
- メディア:ROMカートリッジ
- メーカー:任天堂
- 価格:7,900円
原作はジャッキー・チェン主演のアクション映画で、アイレムのアーケード版を任天堂が移植した。ステージは全5階で構成され、各階の最後にはボスがいる。個性的な攻撃をするボスや合成音声が話題となりヒットした。当時連載されていた漫画の影響で24周目で恋人シルビアが襲ってくるというデマも有名だった。タイトルがクンフーに変更されている。
ハイパーオリンピック
- 発売日:1985年6月21日
- メディア:ROMカートリッジ
- メーカー:コナミ
- 価格:6,500円
100メートル走や走り幅跳び、110メートルハードル、槍投げの4種目が遊べるスポーツゲーム。ボタン連打でタイムを競い、専用のコントローラー「ハイパーショット」で遊ぶ。当時は定規などを使った連打方法が子供達の間で流行した。単品と同梱版のほか志村けんのバカ殿をモチーフにした限定版の殿様バージョンもあった。
飛龍の拳スペシャル ファイティングウォーズ
- 発売日:1991年6月21日
- メディア:ROMカートリッジ
- メーカー:カルチャーブレーン
- 価格:6,300円
シリーズ第4弾。格闘シーンだけを集めた番外編。ボクサーやプロレスラー、空手家など12人のキャラから選択し、世界一を目指す異種格闘技戦。トレーニングでキャラを成長させ、パスで友達との対戦もできた。
忍者龍剣伝Ⅲ 黄泉の方船
- 発売日:1991年6月21日
- メディア:ROMカートリッジ
- メーカー:テクモ
- 価格:6,200円
シリーズ第3弾にして3部さくの完結編。「Ⅰ」と「Ⅱ」の間の事件を描く。基本操作は同じで、縦スクロールの導入や剣のパワーアップ、ぶら下がる動きなどが追加された。難易度はやや下がっている。全7ステージ。